機械加工 Q&A

そもそも金属加工ってどのような仕事でしょうか?

その歴史的起源は様々な文化や文明に広がっており、数千年の歴史があります。
また各種鉱石の製錬法の発見により、道具や装飾に使える可錬性と延性のある金属を生み出せるようになりました。
そのスケールは船や橋のような巨大なものから、精巧なエンジン部品、さらには超小型製品にまで幅広く社会で活用されています。
まさしく金属加工は科学であり、技能であり、趣味であり、産業でもあります。

では一体金属機械加工とはどんな仕事をするのでしょうか?

弊社の場合を例にとってお答えします。

作っている製品はなに?

  • バイク・四輪バギーのエンジン部品や産業用ロボットのアーム
  • NYの地下鉄や新幹線の車両部品
  • 舞台装置・遊具の部品 etc

技術者になるには資格が必要ですか?

基本的には必須ではありません。もちろん社員の中には工業高校や理工系の大学・専門学校出身者も多数在籍しています。
未経験でも機械が好きとか、動かしてみたいと入社してきた社員も現在は先輩の指導の下、スキルアップして国家試験に合格するまで成長しています。

現場の今は?

ものづくりの現場は日々躍進しています。もちろん機械を操る匠がいてこそですが、機械も精巧かつスピード化しています。
研磨作業の中にはひとつづつ手作業で作業するものもあれば、自動加工している製品もあります。
最近は自動化が進んでいますが、製図を元にプログラミングしたり、製品の精密な検査などにおいても高度な技術を問われるなど、
人間に求められていることも時代と共に変化しています。

未来につながる仕事だと考えられる理由は?

日本人は戦後から今に至るまで持ち前の勤勉さと忍耐力で今日の繁栄を築いてきました。
機械加工ってすごく日本人気質に見合った仕事だと思います。
それに自分の作った製品がNYで使われているとおもうと誇らしく感じませんか?
つまり現代の金属機械加工は全ての社会に貢献できる産業です。

これからも日本のものづくりの重要な役割を担っていくでしょう。